読書のすすめ

雑記

こんにちは、おめん仮面です。 

ここ最近、鬱で何もしたくない~って時はなるべく本を読むようにしました。 

理由はイギリスでは政府公認で「読書セラピー」なるものがあり、それがストレスを68%も軽減させる効果があるという情報を小耳にはさんだからです。 

鬱のしんどさから一刻も早く抜け出したいおめん。小耳にはさんだからには居ても立っても居られません。 

単純おめんは、「これで鬱が治るんだ!」と、眼鏡で気合を入れてさっそく本に飛びつきました。 

この絵は誇張じゃありません。ホントにギャアってなりました。 目はチカチカするし、頭には入ってこないし、イライラするし… 

おめん仮面
ストレス
おめん仮面

イギリスの?何が?

何%どうなるんだっけぇ!?

あぁん!? 

そんなことよりおめん仮面君…

テンドンって用語知ってます?

▼テンドンの意味を知ってても知らなくても…まぁ、まずはコチラ

なぜベストを尽くさないのか
こんにちは!おめん仮面です。  そうです、鬱でしんどいなぁ~ってなってるおめん仮面です、こんにちは!  今日...

そもそも鬱の症状が出ている時は、読書が苦手になるとは聞いていましたので当然は当然なのですが… 

昔出来ていたことが出来ない…脳の萎縮も鬱の症状が出ていることも認めざるを得ません。 

それでも、読書が鬱を軽減させる効果を期待して、諦めることなく毎日少しずつ読んでいくと何時からかストンと内容が入ってくるようになりました。 

そこからはもうハマりまくりです。

わずかではありますが、鬱のしんどさも軽減された気がします。 

恐らく、「没頭」できるようになったからではないかと思われます。 

さらに、難しいことはあまりしていないのにたくさん頭を使ったかのような、良い疲労感と達成感がありました。 

これは良い感じに脳が活性化されたに違いありません!今回は読書によって、脳がどう活性化されて、病気にどういい影響をもたらすのかを書いていこうと思います。 

もちろん、出会う本の内容も大きく鬱改善に影響すると思いますが、今回は「読書」という行為事態によって現れる効果について書き、良い内容の本はまたの機会に書いていきたいと思います。 

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読書によって培われること 

想像力 

本を読んでいると普段の会話では表現しないような言い回しで言葉が出てきます。 

例えば、こうです。

病理実験室のドアの隙間から、丸椅子に腰かけている宮下の背中が見えた。実験器具に向かい合っているのではなく、中央のテーブルで文献でも調べているようだ。開いた本に顔を近づけ、熱心にページをめくっている。

安藤は背後から近づいて、脂肪のついた肩を軽く叩いた。

                        鈴木光司「らせん」より 

 

この文で、宮下の体型から熱心に本を読んでいる姿や、部屋の構造まで具体的に想像できるのではないでしょうか? 

ただ単に会話のように「宮下が病理実験室で本を読んでた。あいつは太っていた。」ではなかなか脳内に具体的なビジョンが浮かんできません。 

このように本には、文字を通して想像力を働かせてくれる力があるのです。 

そして人間が想像力を働かせる時、脳のどの部分が活性化されるのでしょう? 

そうです!おめんも大好き前頭葉です。 

以前にも書いたように、アルコール依存症患者はアルコールの影響で前頭葉が萎縮している場合が多いです。 

前頭葉の機能が低下すると気分のコントロールをすることが困難になり、また思考力判断力も低下するため断酒の妨げになったり、鬱の原因になったりもします。  

語彙力 

読書をすることにより様々な単語に出会います。読む本によっては初めて出合う単語もあるかもしれません。 

その時に、しっかり意味を調べましょう。 

すると、新しい表現方法も知り、知識が増えます。これは側頭葉が刺激されます。 

表現方法が増えれば、「なかなか伝えたいことが相手に伝わらないなぁ…」というもどかしさも減っていきます。 

おめん仮面
おめん仮面

初めて出合う単語は漢字がほとんど!

ろくに調べずにそのまま会話で使っちゃうと赤っ恥をかくよ。  

読解力 

今の所AIは読解力(つまり文章を解釈し、熟考すること)を苦手としているようです。

読解力はコミュニケーション能力に直結しているので、いわば最も人間にとって重要な脳の働きとも言えます。 

本を読むことで文字に触れ語彙力を培い、想像力を働かせることにより、脳のあらゆる部位が活性化され、それが脳内で伝達し合います。 

その伝達によって読解力が培われます。 

ほぼAI
ほぼAI

脳の色々な部位の働きによって培われるものなので、AIには難しいかもしれませんね。

アルコール依存症としての読書の良点

病院の治療やアルコール依存の自助会(AA)では、患者同士のコミュニケーションが断酒治療の大きな役割を担っているとよく言っています。 

もちろんおめんも断酒している今現在、とても重要であると実感しています。 

コミュニケーション能力と読解力が直結しているのであれば、読書で読解力を鍛えていくのも回復につながりそうです。 

読解力が培われれば、断酒ができて、鬱も治るというわけではもちろんありませんが、大きく作用することは間違いないと思います。 

まとめ 

今回の事をまとめると…  

  • おめんの一番好きな脳部位は前頭葉。 
  • 読書により前頭葉だけでなく、様々な脳の部位が活性化される。 
  • 「読解力」は人間にとって、AIに負けない重要な力。 
  • コミュニケーションは断酒にとって、とても大切。

と、こんな感じです。 

もちろんコミュニケーション力がないと断酒ミーティングや、治療プログラム円滑に行えないというわけではありません。 

しかし、どうしてもミーティングや他者との対話が必要不可欠になってきます。その際のサポート脳トレに読書がピッタリであると思います。 

逆に本をたくさん読んだところで、誰とも会話しなければコミュニケーション能力の成長は少ないものになるでしょう。 

是非断酒ミーティングにたくさん参加し、もしくはミーティングではなくとも互いに支え合える人と近況報告をし、断酒の励みにしてください。 

最近ではSNSでも、お互いを励まし合い、共に頑張ろうと声を掛け合う場所もあります。こちらも、とても効果のある場所です。 

そう言った効果を実感しているので、「断酒は一人では難しい。」とよく聞く言葉をおめんは受け入れてます。  

もちろんアルコール依存症だけではなく、鬱にも効果的な読書。是非ぜひ少しずつでもいいので、本を読む習慣をつけてみてはいかがでしょうか? 


 

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